• 2017年03月03日

2月定例議会 一般質問

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2月20日から新潟県議会2月定例議会が始まっていて、昨日3月2日で一般質問が終わりました。

私は三日目である昨日質問に立ちました。

地元柏崎市からは、越後交通のバスで43人の皆さんが傍聴に!

 

今回は、米山知事が新年度強化する原子力発電所安全性に関する検証について、高等学校の通級指導や教職員多忙化解消など教育課題、その他県政課題を取り上げました。

原発の検証の一つが事故時の避難。県は避難委員会を設置し、避難計画の実効性を徹底的に検証するとしています。

知事は、記者会見等で、避難訓練と計画策定を数回繰り返し行って検証すると発言しています。

私の問題意識は、原発から30㎞以内の自治体は避難計画を策定したものの、それは完全なものではないということです。

例えば避難計画は30㎞で区切っているので、長岡市などは同じ市内でありながら計画策定の範囲に入っていない地域もあります。

一方で県が進めてきた、事故時にベントを行った時、どれくらい広範に放射性物質が拡散していくかのシミュレーションでは30㎞を超えて拡散するということが判明しました。

このように、仮に避難訓練を行ったとしても、確かめるべき事項が十分に固まっていないというのが私の認識です。

その中で「検証期間」を優先すると、本来得なければならない結論を得られないのではないかと懸念するわけです。

 

米山知事は「避難計画の実効性を検証するための内容を想定し、市町村等と調整しながら実施したい」

「避難計画にどのような課題があるか確認するため、可能な限り住民も参加する実践的な訓練を実施する」等と述べました。

 

2018年度から制度運用が始まる高等学校における通級指導については、地元紙新潟日報紙に掲載されました。