• 2020年12月12日

原発検証委員会と知事の判断~県議会代表質問答弁~

12月定例議会は、常任委員会審査まで終了しています。

今回の議会で、私としては特筆すべきことは「柏崎刈羽原発再稼働に係る知事判断」に関する本会議での知事答弁です。

自民党の代表質問で、女川原発再稼働を知事が判断するにあたり「女川町議会・石巻市議会における再稼働を求める陳情を採択し、次いで県議会においても同趣旨の請願を賛成多数で採択した。この宮城県を参考にしてはどうか」との質問がありました。

これに対し知事は「同じ原発立地県として、宮城県の経緯等を確認したい」と答弁。

更に代表質問で「再稼働判断にあたっての議会の役割は」と聞かれたのに対し、「県議会のご意見を踏まえた上で、リーダーとして責任を持って、結論を県民の皆さんにお示ししたい」と述べました。

 

これまで知事は、「結論の全体像を示し、その結論を受け入れていただけるか、県民の意思を確認するプロセスが必要」「信を問う方法が最も責任が明確で重い方法」と述べてきました。

「信を問う方法」という言葉を素直に聞き取れば、それは知事選挙において問うか、県民投票を実施するかどちらか、というふうに受け止めます。

しかし「議会も県民の代表であり、議会の意思が県民の意思」という考え方もあり得るのか、ということになります。

 

12月14日の連合委員会において質疑します。