- 2020年03月21日
新型コロナウイルス感染症に係る地元事業者への影響②
小売店、飲食業、宿泊業などを訪問し、新型コロナの影響について伺っています。
感触としては、飲食では昼間の営業には大きな影響は少ないようだが、夜の宴会を主とした経営の方々への影響がもの凄いということです。
ちょうど、卒入学式・年度末の歓送迎会の季節。
ここに更に、柏崎市では5月に挙行される成人式が秋に延期が決定と、3月・4月~5月の宴会予定がほぼ全てキャンセルとおっしゃっていました。
予定されていた法事なども延期されているとのことで、大型連休までに感染状況が落ち着かないと、死活問題と口々に言われています。
これまで示されている緊急支援策は融資が中心で、“破格”と言われる「無利子・無担保」、貸付期間も据置5年・(運転資金は)15年以内という融資制度。
しかし、それでも「借りる」ことには皆さん慎重です。
お客が少ないのに開ければ電気・光熱水費がかかるということで、「損失の点で言うと開けた方がいいか、閉じた方がいいか」という判断をしておられます。
何とか経営を支えなければ、コロナウイルス問題が収まっても、地域経済が台無しということになってしまいます。
例えば地方税である固定資産税を減免し、そのような措置を講じた自治体には特別交付税を措置するというような仕組みはできないものでしょうか。
「そういう支援をしてくれるのなら頑張ろう」と前向きになれるような支援を望んでおられます。