• 2019年12月20日

12月定例議会④~被災者生活再建支援法改正を求める意見書不採択~

本日12月定例県議会最終日でした。

私達会派は、2本の意見書案を提出。

うち一本は、私が趣旨弁明を行った『被災者生活再建支援法改正を求める意見書』です。

求める内容の一つは、法に基づく支援金の給付が“半壊世帯”が対象外となることから、半壊世帯を含めてほしいというもの。

例えば、水害による浸水は1mも浸水しても半壊です(正しくは1m未満は半壊なので、床上99㎝では半壊)。

これは全国知事会も求めています。

 

二つ目は、各都道府県が基金に拠出する場合の国による財政措置。

法による仕組みは、災害の被災者支援を都道府県相互扶助とするため、世帯数などを元にして計算したお金を拠出しあって、基金を作っておきます。

この基金から災害の度に支出されるのですが、災害が頻発して基金残額が枯渇。

全国知事会としては、追加拠出を決めたものの、国の財政措置を求めた、という経過があります。

これが意見書として求めた内容です。

つまり、知事会が求めている内容に沿った意見書であると我々は思っているのですが、最大会派自民党会派が賛同せず、“不採択”となったのです。

理解できませんね。