- 2019年10月18日
佐渡における女性議員の会視察
台風19号の被害状況が懸念されましたが、かねてから予定していた「新潟県女性議員の会秋季研修」が10月15日に実施されました。
今年は初めての一泊研修で、視察先は佐渡市。
4人にまで増えた佐渡の女性市議会議員の皆さんが、視察プログラムを考えて下さり、受け入れて下さいました。
視察研修の最初は、佐渡市観光振興課長による「佐渡観光の新戦略」と題した講演。
佐渡の観光入込客数は、ピーク時の123万人から昨年の49万1千人へと大きく減少しているものの、いかに今の時代における観光戦略を構築するかについてお話を伺い、大変得るものが大きかったと感じました。
まず、佐渡島内での旅行消費額に注目すると、いたずらに日帰り旅行を増やすよりいかに泊数を増やしてもらうかが重要であり、「2泊3日」してもらう観光を目指すと分析。
富裕層をターゲットとした“DINIG OUT SADO”や、クルーズ船は環境意識が高い欧州の客へは満足度を高めることを意識したプログラムの提供など、
ターゲット層と提供する中身の吟味について、さすが観光の佐渡と感心するお話をいただきました。
佐渡市は2011年6月に世界農業遺産に登録されました。
なぜ佐渡の農業が評価されたのか、地元議員の案内で佐渡の農地を見て回り、理解を深めました。
歴史と文化の佐渡、おいしいものに溢れている佐渡、より深く佐渡を語っていただき、魅力を再認識する佐渡視察となりました。