• 2019年09月29日

県財政悪化の責任は

新潟県議会9月定例議会は、26日の代表質問、27日の一般質問と続いています。

一般質問は明日30日も行われ、その後は三日間の常任委員会審査になります。

代表質問は、自民党、未来にいがた、リベラル新潟の3会派の代表が質問に立ちました。

やはり共通する質問は「県財政悪化の要因と原因究明」。

 

花角知事を支持する自民党会派の代表議員も「知事は、今日の状況に至らしめた行政責任はい問わないと報道されているが、財政運営については時の為政者の意向が大きく反映されているものであるから、しっかりと検証を行う必要がある」と、過去の知事による行財政運営が背景にあるのではないか、と質しました。

 

我が会派からは、大渕議員が代表質問に立ち、「結果責任は、誰かが引き受けていかなければならない」と、再質問で知事に迫りました。

 

大渕議員は、

・権限のあるところには責任がある

・我々も議会として、県民からの批判を背負っていかなければならない

・花角知事個人の裁量で言えば、就任1年目であり、今日の財政状況に陥ったことについて、責めを負うべきところはない

・みんなそう思っている

・しかし(※このタイミングで知事に就任したのだから)継続性のある県行政の過去も背負いこんで、拙かった財政運営の責任を率直に認めた上で次の一歩に踏み出していく必要があるのではないか  ※は池田加筆

と再質問して、知事が責任を認めるのか認めないのか質したのです。

 

大渕議員の考え、全く同感です。

 

しかし知事の答弁は次のとおりでした。

「誤った判断をした責任は、組織としての県にあると思います」