- 2019年09月14日
曽我ひとみさん講演会
柏崎市主催の“曽我ひとみさん講演”が開催されました。
曽我さんは拉致された時の状況から、北朝鮮での厳しい暮らしぶりについて、その時々の詳しいエピソードを交えて講演。
まだ帰国を果たしていない母ミヨシさんの思い出を語り、優しかった母をなんとしても取り戻したいという思いを改めて述べました。
曽我さんの講演を柏崎市に働きかけた、蓮池薫さん夫妻もフロアから曽我さんの話を聞いた後ステージに登壇。
「今日のようなお話は自分も初めて聞いた」
「北はミヨシさんについて拉致を認めず、入国していないと言っているが、本日の話を聞き必ず北朝鮮におられると確信した」
「曽我さんも述べたように、私達拉致被害者は帰国したいと切望しながらも、北朝鮮において一緒に暮らす家族を守っていこうということに気持ちを切り替えざるをえなかった」
「私達が帰国を果たしたことは、多分リアルタイムで北国内いる被害者たちは知っているはず」
「帰国者がいるんだと知った上で、自分は取り残されているという思いで17年間も暮らし続けている、ということを考えてほしい。一刻の猶予もならない」
等のメッセージを私達に送りました。
私も含め、拉致問題について柏崎市民の了解を深める貴重な機会となりました。