- 2019年09月10日
会派視察 青森県農業政策
昨日は青森県庁で農林水産業政策について視察。
青森県の農業出荷額の伸び率(平成14から)は全国一位。生産農業所得(利益)は伸び率33%で全国8位、一戸当たりの生産農業所得は465万昨日円で全国3位。
これを可能にしたのが、米12%・野菜22%、果実21%、畜産23%、水産物17%などのバランスの良さだということ。
そういうことから、青森県の農業水産業就業者は全国2位の若さという羨ましい状況です。
一方新潟県は、米だけでなく園芸へのシフトをはかるとして園芸振興策を打ち出しました。
新規のほ場整備を行う際には、その面積の二割で園芸を行うことのルールを作るなど、本腰を入れようとしています。
まさに園芸を含めたバランスの良い農業を展開しておられる青森県所管部に、新潟県の園芸振興の方向性について伺いました。
意見交換の中心の部分は、
・新潟県はそもそも質の高い米が生産できる地域であって、米生産が盛んに行われているのはむしろ当然
・青森県でも米の適地では米生産が行われている
・米を作っている地域では、園芸を促しても難しい面もある(成功事例を実感することが大事)
・園芸か米かは、結局のところ適地適作ではないか
等の指摘を頂きました。
今日は現地視察と藤里町社協に伺います。