- 2019年09月10日
会派視察 アグリーンハート
視察2日目はアグリーンハートの佐藤拓郎社長。
青森県黒石市で農業経営を行っていらっしゃる農家の6代目です。水稲の他大豆・アスパラ・ジャガイモ・ニンニクを栽培。
今日は水稲を中心にお話を伺いました。
アグリーンハートさんのほ場は平場と山間地。
平場農業は、『低コスト大量生産』
山間地は『高付加価値生産』
とキッパリ生産スタイルを変えているとのこと。
具体的方法として、AI、IOTを活用したスマート農業の実践について伺いました。
GPS直進アシスト付田植え機での湛水直播や、V溝乾田直播等、いくつかの直播の方法を伺いましたが、最も可能性を感じていらっしゃるのは『ドローンでの湛水直播』であるようです。
直播は確実に発芽させるための『打ち込み技術』が重要とのことですが、非常に発芽率が高い方法を獲得したとのこと。
おまけにドローンによる直播では、苗の分けつが進みやすく、倒伏にも強い稲に育っていると自信を示しておられました。(ほ場の写真参照)
スマート農業はロボット活用も叫ばれてはいるが、やはり非常に高価。
兼業農家でも取り入れられる「安くて楽」を基本とすべきではと、締めくくられました。