- 2018年03月29日
未来にいがた視察①
3月25日〜29日まで、会派で中国視察を行ってきました。
成田から瀋陽に入り、大連と上海の視察です。
初日は、夜21時に瀋陽到着。瀋陽は遼寧省第一の都市です。この日は泊まりのみ。
翌26日にCRH高速鉄道にて大連へ移動。
大連は同じく中国東北部遼寧省の人口600万人程の都市で、新潟県の事務所があります。
大連には755社が加盟する日本商工会があり、日系企業が1667社も進出する日本とは経済的関係が深い都市です。
大連北駅で大連事務所小玉所長と合流し、まず始めに“大連 林 精密鋳造有限公司”を視察しました。
“大連 林 精密鋳造有限公司”は柏崎市西山町の㈱林ロストワックス工業が100%出資した会社です。
自動車をはじめとした様々な鋳造品を生産していますが、何と言っても生産が多いのは自動車関連部品とのこと。
林ロストワックスの技術を見込んで、自動車部品製造の引き合いは多いが、自動車部品は製品を提供し続けることに併せ、品質が問われるので覚悟が必要、と品質管理部長は語っておられました。
最も印象的だったのは「日本人は数年前の中国高速鉄道事故の印象から、中国技術はまだまだで日本が最も優れていると思っているかもしれないが、そう信じていることが大きな間違い」。
中国で製造業に携わり、実感されている言葉でしょう。