• 2016年02月04日

岡山県立図書館の優れた取組み

委員会視察二日目、来館者数、個人貸出冊数、日本一を誇る岡山県立図書館を視察。

岡山県庁向かいという抜群の立地の県立図書館の館長から説明と案内をいただきました。

この「日本一」の理由は様々ありますが、いくつかを挙げてみたいと思います。

 

◎職員は、非正規職員もいるが、賃金の水準を比較的高くしている。図書館職員として高いスキルを維持

 

◎図書館等整備基金を活用し、短期間で相当数の図書を集めた(閲覧室30万冊、書庫200万冊など)

 

◎図書購入予算が減額される中でも、毎年新刊児童図書については全て購入

 

◎購入された児童図書は、専用室に収蔵され、例えば市町村や学校などが図書購入の参考にされている

 

◎図書館ネットワークシステムを構築し、県立図書館、市町村図書館、大学図書館等の所蔵情報を一括検索が可能となっている

(86施設  延べ1077万冊)

 

◎このシステムを活用して図書を借りて地元図書館で受けとる場合、受けとりも返却も無料

 

などなどの特徴があります。

休日にもなれば、子どもを連れた家族が訪れて、一人上限五冊の本を家族みんなで借りていくとか…。

 

日本一だけのことはある!取組みでした。