• 2015年09月06日

0906街宣行動

新宿伊勢丹前に集まった人々

新宿伊勢丹前に集まった人々

安保法案に反対の声を上げているSEALDsと「安全保障関連法案に反対する学者

の会」が主催する街宣行動が、9月6日(日)東京新宿で開かれました。

これまでに行われた国会周辺行動に、なかなか参加することができないでいました

が、SNSで開かれることを知り、参加してきました。

 

学生と学者の会のメンバーが交互にステージに上がり主張を述べ、その合間に

ラップ調のシュプレヒコール。多分、全国各地いろんなところから参加して

いるのでしょうが、みんなで気持ちを共有して過激でなくきちんと盛り上がってい

るっていう感じです。

司会の学生がたびたび「歩道をふさがないで下さい。自分の近くにスペースがあっ

たら、周りの人に声をかけてください」と注意を促すなど、主催者のとても真面

目で真剣さが伝わる集会でもありました。

 

ステージに上がったある男子学生は、

「自分は昨日家に帰っていた。久々に顔を見る親は、何かやつれたような、白髪も

増えたような気がした。お互いなんにも言わずにテレビを見た。すごく当たり前の

生活。その当たり前の生活が、今言葉にしなければ壊れてしまう」と語りました。

 

また、学者の会のある先生は、

「今できることは、忘れないこと。法案に賛成した国会議員を覚えていること。

そしてこれから行われる選挙の時じゃなくて、今、賛成したらもうあなたに

投票しない、と言うことだ」と述べました。

 

一人一人が切々と語る言葉の一つ一つに、肯定の歓声と拍手が起きていました。

 

「戦争やめろ」

「憲法守れ」

「勝手に決めるな」

「アベは辞めろ」

「民主主義って何だ?!」 「これだー!」

「立憲主義って何だ?!」 「これだー!」

若者も、中年も、年配者もごちゃまぜで一つになった街宣行動。