- 2015年06月25日
へぇー! そうだったんだ!?県議会①~連合委員会の時間~
6月24日から新潟県議会が始まっています。
5月に議員にならせていただいてから、へぇーと驚くことの連続でしたが、
様々なことに出くわした時に、フレッシュに感じることができるうちに
新鮮な驚きを書き留めておきたいと思います。
そこで「へぇー!そうだったんだ県議会」をシリーズで綴っていきたいと
思います。
6月24日の新潟日報に、県議会の連合委員会の記事が掲載されていました。
現在、新潟県議会では連合委員会の質疑時間を縮小しようということが
議論されています。
さて連合委員会とは何か?!
私なりに理解したところによれば、「議案は四つの常任委員会に付託されて
審査されますが、その四つの常任委員会が議場に一堂に会し、そこに知事が
出席して、知事に直接質疑ができる」というものだと理解しました。
年間の一般質問の回数には制限がありますが、一般質問を行わない定例会では
連合委員会質問をしてもよい慣例であると聞きました。
これは議員にとって大切な機会ですね。
この連合委員会の質疑時間を、現在の「2月定例会は一時間」、「他の定例会は
40分」を短くすべきだと、自由民主党の皆さんが提案しています。
また連合委員会で質疑できる範囲は、「①付託議案に関する事項、②請願・陳情
に関する事項、➂自らが所属する常任委員会の所管事項の調査に係る事項」で
あるのに、この範囲を超えて質問する議員がいる実態があると指摘しました。
これに対し、他の会派議員は時間短縮の提案に反発しています。
県議会の議案送付は定例会初日(6月24日開会)の三日前(柏崎市議会は一週間
前)と、非常に間際で、今回は6月19日でした。
受け付けた請願・陳情の一覧が示されたのは6月23日の議会運営委員会。
これらに対して、自分が連合委員会の質疑をするか否かの申し出の期限は6月22日
ですから、あまりに日がないことになります。
質疑の範囲を上記に限定するとしたら、議案送付や受付陳情・請願内容の開示を
もう少し早くしないと質疑内容を精査する時間がないと言えると思います。
次は連合委員会の質疑を行うまでについて綴りたいと思います。