- 2015年01月22日
市役所新庁舎用地取得契約の議案が可決
本日1月22日、第1回会議が開催され、市役所新庁舎建設用地取得の契約議案が可決しました。
これは昨年12月議会に提案された、市役所新庁舎を建設するための用地取得の補正予算が可決していることを受け、契約相手であるJX日鉱日石エネルギーとの契約の議案です。
改めて本件のポイントを振り返ると、
・老朽化した現庁舎を現地建て替えか、新たに用地を取得して建設するかを検討した結果、現地改築が困難であることが明らかとなった
・市民の利便性、確保できる用地面積等を勘案すると、街中では駅前の旧日石跡地が最適と判断した
・JX日鉱日石エネルギーは売却したいという強い意向を持っている
・ただ当該地は自然由来のヒ素を土壌に含んでいる部分があり、その処理が必要
などなどの経過があり、12月定例会議では、以下のことが示されました。
・土地所有者が示した土地価格は30,800円/㎡という安価であった(土地価格の提示額は、3・4街区6億円)
・土地を取得後に必要となる土壌処理の経費を見積もると、4億7527万円ほどであり、これを6億円から差し引いた実際の土地取得費は1億2,472万円程となる
・また市が購入したいとしている3街区・4街区の他に、JX日鉱日石エネルギーは5街区を寄付したいという意向を持っている
などという、取得する柏崎市側に非常に有利な条件でした。
これらのことから、様々議論はありましたが、12月定例会議で補正予算が賛成多数で可決し、暮れに仮契約が締結されました。
本日の議案可決により本契約が締結されることになります。