- 2014年03月27日
子どもたちの通学支援拡大!~今年10月から
今年10月から、小中学生の通学支援策を拡充すると、教育委員会から説明がありました!
とっても嬉しいことです。
通学に関する支援はこれまで、①学校統合を実施され、遠距離の通学を余儀なくされた場合、②通学の距離が、小学校3㎞以上・中学校4.5㎞以上(いずれも片道)であること、が条件でした。
今回の支援策拡充とは、基準を緩和するという意味で、①の学校統合という条件は無くす、そして②の距離要件は小学校2.5㎞以上、中学校は4.5㎞以上ではあるものの冬期間は3.5㎞とするというものです。
この措置によって、新たに254人の児童生徒が支援対象者となり、通学支援を受ける者の数は50%アップの753人になるとの説明でした。
多くの保護者の皆さんや地域の方々が、「うちの地域にも通学支援があれば…」と思っていたと思います。
上記の表にあるように、私の地元田尻小学校では179人の子どもたちが支援の対象となりますし、新道小学校では30人、鯖石小学校では11人、北条小学校では16人などとなっています。
このように基準が緩和されても、その基準の“境目”は小学校で2.5㎞ですから、2.5㎞のところから通学するお子さんにとっては、もっと基準を緩和してほしいということになるかもしれません。
この施策を担当した教育委員会教育総務課に聞き取りを行ったところ、かなり苦心してこの拡充策を作り上げたと話していました。
通学支援の拡充は、会田市長のマニフェストに掲げられている事項。
担当者としては、首長が掲げて選挙の審判を仰いだ施策については何とかして実施に移す必要があります。
しかし一方で、一つの施策に湯水のように財源を費やしていいというわけではありません。
何とか子どもたちへの広げたいという部分と、工夫によって予算は抑えたいという部分で知恵を絞ったと話をしていました。
市長とも何度もやり取りをして戻された案を再検討した結果と話をしていました。
市民の皆さんには、このあたりもぜひご理解いただければと思います。
新年度に入ったら、市管理バスを増やす必要があるためバスリースの準備に入りたいとのこと。
教育委員会管理バスは、登下校の通学に使用するだけではなく、さまざまな学校用務で使用したいという希望が多いのが実態。
特に土日曜日などは、利用希望が多いとのことです。
新たにバスをリースすることで、こうした学校からの要望にも今よりも応えることができそうだと話をしていました。