- 2012年12月19日
児童生徒の通学に対する支援
12月18日、私が所属する文教経済常任委員会が開催されました。
所管の教育委員会関係では、保育園の途中入園の児童の増に対応するため非常勤職員賃金等の増額補正、原発避難特例法に基づく予防接種や健康診査委託料の増額補正、児童生徒の通学に関する支援としてバス定期券の経費援助の増額補正などが計上されました。
児童生徒の通学に関しては自宅から学校までの距離が、小学生で3㎞、中学生は4.5㎞という基準があって、この距離を超える場合にスクールバスの運行やバス定期券の経費援助が行われます。
今回の補正は、宮ノ窪の児童生徒の冬季通学に関するバス定期券の経費援助。
宮ノ窪は集落の端から端までの距離が長いため、同じ集落でもこの援助を受けている子どもと受けられない子どもが存在していました。
この状況を改善してほしいという要望が地域から寄せられていて、このたび、基準の距離にやや足りない子どもたちにも冬季間バス定期券の経費援助を行うことにしたというものです。
委員からは、子どもや親・地域からの声に応えた前向きな検討であると評価する一方、他の地域でも多分に見られる同様な状況の改善について、公平ということを十分念頭において取り組んでほしいという要望が出されました。