- 2012年12月17日
第46回衆院選挙終わる
伝えられているように、民主党政権継続か否かが問われた衆院選は、民主党の惨敗・自民党の圧勝に終わりました。
私が当選を願った社民党「わたなべ英明」氏は、残念ながら議席を得ることはできませんでした。残念でなりません。
渡辺氏は長岡市出身、30年以上高等学校の英語の教師として教育の現場におられました。
新潟県高教組委員長をつとめられたり、また新潟県平和運動センター議長として、平和憲法を守る運動や脱原発の運動、水俣病被害者の救済活動などに取り組まれてきた方です。
口先だけでない、真の人権感覚を持ち、社会的に弱い人たちを理解し助ける運動をされてきた渡辺さん。選挙選を通じて感じた人柄も素晴らしい方でした。
国会議員になったら、本当にいい仕事をされるかただろうなと思います。ですから、今回の結果は残念でなりません。
12月15日選挙最終日、20時近くに街宣からもどった渡辺さんは支援者を前に「(どのような結果になろうとも)脱原発の運動を続けていくという気持ちがさらに強まった。自分の一生のうちに、脱原発の社会を見てみたい」と述べていました。
政権がかわり、原発政策を推進し続けてきた党が政権を担うことになります。つじつまが合わないと批判された、民主党のエネルギー政策ですが、このラインからズルズルと甘くなってしまうようでは困ります。
決してそのことを多くの国民は望んではいないと思っています。