• 2012年10月10日

柏崎市消費者協会視察研修

10月4日、柏崎市消費者協会の視察研修が行われました。今年度から消費者協会の会員になった私。協会の会員や一般参加者の皆さんとともに、視察研修先の長岡市山古志に行ってきました。

今回の視察研修は、現地で長岡市消費者協会の皆さんと合流。地元山古志の方々も加わって、お互いに経験した地震で被災した際の生活について意見交換しました。

山古志支所に到着後、山古志・虫亀地区の農家民宿“三太夫”のオーナー長島さんから山古志を案内していただて、復興の様子を見学させていただいた後、“三太夫”にて“山古志弁当”をいただいてからの意見交換でした。

地元山古志の参加者は、長島さんを含め3人。山古志の住民の皆さんと言えば、中越大震災で大変な被災をされた方々としてテレビ新聞などで報道されました。地震前2,000人の住民が住んでいた山古志ですが、現在は1,300人ほどに減少。高齢化率もかなり上がったと言います。

しかし、この日お会いした三人の方々は、明るく、大変前向きで、本当にあのようなつらい思いをされたのだろうかと思うほどでした。印象的だったのは、全国の皆さんから大変お世話になって復興を遂げたので恩返しがしたくて農家民宿を再開したというお話や、米の収穫量を“150袋!”と心に決めて稲作をしているといったお話です。

被災地同士が、こうした消費者同士という立場で交流するというのは、私自身は初めてで新鮮な研修の旅でした。