- 2012年06月20日
震災がれき受け入れについて総務委員会で質疑
県内5市で震災がれきの受入れを表明している柏崎市。
受入れに係る第1回の住民説明会(6月18日松浪コミセン)を開催した翌日の19日、総務常任委員会で震災がれき受入れのための補正予算が審査されました。
市は、東日本大震災災害廃棄物広域処理事業として779万3千円を計上。
これは、岩手県大槌町の震災がれきを試験焼却するための経費。
その内訳は、搬出元の大槌町や柏崎市クリーンセンターに到着してからの放射性セシウム濃度や空間線量率測定のための手数料や運搬の委託料など。クリーンセンターに近い町内会などの関係者で希望する人が、現地を視察するための自動車借上料も計上されました。
議会は前回の定例議会で、市が震災がれきの広域処理に協力すべきだと決議しています。従って、市と議会は同じ考えであることになります。
実は、私のもとにも、柏崎市は震災がれきを受け入れるべきではないとか、幼い子どもの健康が心配などの声が寄せられています。
中越沖地震の時、震災廃棄物処理では、大変お世話になったという思いは、市も私も同じです。
しかし市民の皆さんが不安に思うのは、無理もないことだと思います。ですから、試験焼却を行うことによって、放射性物質の濃度をしっかりと公表していくことが大変重要だと思っています。
委員会でも、市民に分かりやすい説明を求める意見が多く出されました。