- 2012年06月15日
建設企業常任委員会~刈羽給水施設に係る協議~
6月14日(木)、建設企業常任委員会が開催されました。
刈羽村への水道給水に伴って、刈羽村内に水道施設を設置することについて、刈羽村と協議する議案が提案されました。
刈羽村としてのかねてからの懸案だった、柏崎市の水道を刈羽村内に給水することについては、2009年8月に基本協定を締結しています。
これは、崎市と西山町との合併時に策定した新市建設計画に、西山町への給水拡張が盛り込まれ、その拡張区間の中に刈羽村が位置するため、給水が比較的容易であったためだと、私は理解しています。
また最も重要なことは、先人が営々として整備してきた柏崎市の水道事業は、水質はもとより量においても十分で、刈羽村に給水するゆとりが十分にあったためです。
西山給水区域拡張事業は、今年3月に竣工を迎えました。
実に、工事費37億121万円をかけて(総事業費は39億3,825万円)、16kmの水道管を敷設するほか、西山ポンプ場と西山配水池を新規築造する工事でした。
また、刈羽村への給水に関しても約12億円かけて、刈羽村内施設の改良を行い、既に90%の工事が完了しているということです。
2009年に締結した基本協定では、刈羽村が有する固定資産は無償で柏崎市に引き継ぐとしています。
今回の議案は、「普通地方公共団体は、その区域外においても、また、関係普通地方公共団体との協議により、公の施設を設けることができる(協議は議会の議決が必要)」という、地方自治法の244条の3の規定により、議会に提案したものです。