• 2012年04月02日

今日から新年度

今日から2012年度が始まります。

社会に出て働く若人や、仕事や職場が変わった人など、心機一転頑張ろう!という

気持ちになる季節です。

わが柏崎市議会も、長年お勤めされた議会事務局長のAさんが退職。

また何かとお世話になった、非常勤職員のHさんも退職。お二人には大変お世話に

なりました。特にA局長は、議会運営の生き字引と言われ、行きづまるとアドバイス

をいただいたものです。でも、議会事務局に頼るばかりではダメですよね。

さて話は変わりますが、週末、部屋の片づけにはまりました。

と言うのは、2月に参加した新潟県女性財団の講座のお話の影響です。

「終の棲家の選び方」と題して、㈲会社ミカユニバーサルデザインオフィスの取締役

社長長谷川美香さんのお話を伺いました。

長谷川さんは、若いころに片目を失うという大きなケガを経験。患者が退院後に自宅

で気持ちよく暮らすには、医療と福祉と建築を結ぶ役割が必要だと実感しました。

そしてその役割を自分自身が果たそうと、会社設立を決意。ご自身の経験と、考え方

に基づく事業を展開しておられます。

長谷川さんのお話で、最も印象に残ったのは、「荷物を増やさない」ということ。

福祉用具を使うようになると、家の中にスペースが必要となるため、そのスペースを

確保するためだとか。著しく増えた荷物を一度に片づけるのは困難。だから長谷川さ

ん自身は、二年に一度洋服の総点検をして、収納する場所に収まる程度にする努力を

していると話してくださいました。

「ムダな荷物の例」として挙げたのが「紙袋」。

「紙袋をためている人はいませんか?」と会場に投げかけると、思わずにが笑が…。

(私もそうです。必要になった時にないと困るかな…と思ってしまうんですよね(笑))

また長谷川さんは、次のように続けました。

 「荷物の整理は体力が必要。体がきく時に行っておく必要がある」

私は、体力の問題だけでなく、「いつ死んでもいいように」という考え方も

ありだなと思い始めてします。

誰かが亡くなったら、残った人(家族)が、その人のモノを整理したり、処分したり

することになります。それを想像すると、何かイヤだなと思いませんか?

手を煩わせたくないということもありますが、私のモノ(私が関与するモノ)は、

私自身が片づけておきたい。と思うのです。

話題となって実践者も増えているという「断捨離」は、必要もないもの、使わ

ないものを捨てることによって、本当に必要なものの価値を認識することだと

言います。自分が暮らす空間を、整然とさせておくことの効果は「たかが片づけ」

などと言えないくらい多いと言いますね。

そんなことで始めた片づけ、クローゼットの中から出したモノで、一時は部屋全体

があふれましたが、一つ一つ、「いる・いらない」と分けていく。結構楽しいもの

です…。

私の「いる・いらない」の基準は、“ときめく”モノ。

見た瞬間、「これはいるっ!」と思ったものはとっておきます。

夕方になると、ようやくクローゼットの中は、見違えるようにさっぱりしました。

嬉しいことに、なんと娘が描いた絵がいくつか出てきました。

それを部屋に飾って完了!

 そうそう、長谷川さんはこんなこともおっしゃっていました。

「男性は趣味の道具が増えやすい。夫婦双方でモノが増えないように監視し

あおう!」