• 2012年01月29日

除雪ボランティア活動行ってきました

 

柏崎市は1月28日豪雪災害対策本部を設置し、また同日、柏崎市全域に災害救助

法が適用されました。本当に全市的に大変な大雪です。

この日、柏崎市ボランティアセンターの除雪ボランティア活動に行ってきました。

またこの日は、群馬県から群馬社協のメンバーと新潟市からNECの方々が

応援に。 何でも、このNECの方々は、休日に様々なボランティア活動を行っ

ているのだとか…。これまでは、道のゴミ拾いとか、草取りなどもやってきたが、

冬は草もなく、また新潟市は除雪ボランティアに赴くような現場もないとのこと

で、柏崎市に来られたということです。

除雪の経験もない方もおられましたが、終日黙々と作業を行っていらっしゃいま

した。

NECなど市外からの応援の方と地元柏崎のボランティアは、高柳町と中鯖石・

南鯖石の二手に分かれて現地へ。私は、中鯖石・南鯖石の依頼者宅に行って

きました!

社会福祉協議会のボランティアセンターでは除雪ボランティアを募集する一方で

「概ね65歳以上の高齢者世帯、心身障がい者の方のみで構成されている世帯などで、

自力での除雪が困難かつ家族や親類及び近隣の協力が困難な世帯」を対象として

民生委員さん等からの依頼を受付けています。

私たちグループが伺った地区では、3世帯が除雪を依頼。午前中は中鯖石の二世帯

の除雪を行い、午後は4人が南鯖石の一世帯の除雪に移動しました。

さて、(雪国の人にこんな話は「釈迦に説法」ですが)積雪が多い地域では自然落下

式の家が多くあります。屋根の雪下ろしの心配がないかわりに、屋根から落ちた大量

の雪の処理をしなくてはなりません。

今年のように降雪が多い年は、屋根から落ちた雪は容易に軒先まで届いてしま

います。そのままだと、窓はスッポリと雪に覆われて家の中は真っ暗になるばか

りか、軒下の雪を退けてやらないと、屋根が傷んでしまいます…。

などと、除雪未経験の方たちに、若干の“講釈”しながら作業を行いました。

私たちは7人で作業を行いましたが、普段は作業を家人が行わなくてはなり

ません。高齢化が進む中での豪雪地での暮らしは、やはり何らかの支援が

必要だと思いました。

しかし地元ボランティアも、口々に「自宅の除雪もしなきゃならないんだ」と言って

いました。今年のような冬は、自宅に全く雪がなくて手持ち無沙汰な人がボラン

ティアをしている訳ではないのです。

それでも、少しだけお手伝いをする余裕のある人たちがボランティアをしている

といった状況なんですよね。これから先の柏崎市も、除雪のお手伝いをする人

よりもお手伝いを受ける人の方がずっと多くなっていく心配がありますね。