- 2011年12月05日
柏崎の観光資源を認識したグリーンツーリズム・サミット
ちょっと前になりますが、10月26日・27日の二日間、第9回新潟県グリーン・ツー
リズムサミットが柏崎市・刈羽村を会場に開催されました。
一日目の10月26日は産業文化会館において、講演やパネルディスカッション・交
流会が、翌27日は8つのプログラムの中から選んで参加する体験プログラムが用
意されました。
私は「夫婦の夢、手作りガーデン。ハーブの楽しみ方を知る!」と題した「米山ガー
デン」でのプログラムを選択。ハーブを摘み、フレッシュハーブティをいただいてき
ました。
米山ガーデンオーナーの本間さんは、柏崎市内在住。
10年ほど前に、米山地区高畔の地を造成して、自分なりの庭を造りました。
その前も自宅でガーデニングは行っていたという本間さん。現在の米山ガーデン
を造る際にはオランダまで行って、本物のガーデンを見て研究したと話をしてくだ
さいました。好きな庭を造って楽しみたかったという本間さんですが、多くの人が
米山ガーデンを訪れるようになり、今の飲食を提供する店部分も建設すると決心し
たのだそうです。
私たち参加者は、まず本間さんから案内していただきながら、ハーブを摘み広い
庭を見せていただきました。その後、店内に入ってハーブティを!
今回のハーブティは、庭で摘んだレモングラスと乾燥したカモミール。
ゆったりとした気分で、なんとも言えず幸せな感じがします。
米山ガーデン以外の7つのプログラムも魅力的なものがいっぱい。
新道の柿、じょんのびの紙すき、雪割り草の株分けなど…。
柏崎市にもグリーンツーリズムの資源が多いことに気づきます。
しかし柏崎市民でも、まだ行ったことがない、体験したことがないものも
多いのではないでしょうか。
一日目のパネルディスカッションで発表した別俣農村工房は、木造校舎である
別俣小学校を活用して様々な交流事業に取り組んでいます。
活動を継続することは容易なことではありませんが、それらの活動を行っている
方々は、どなたも誇らしげで、イキイキとしているのが印象的です。
実はたくさん存在する地域資源・観光資源。
息の長いグリーンツーリズムに結び付けていくためには、地元の市民や行政も
その活動を素晴らしいと認めたり応援したりすることも大切だと感じています。