• 2011年08月29日

久々の更新です

もう8月も、今日を入れて三日となってしまいました。

ブログの更新を怠っていまして反省しています。

私の8月は、メインが8日~12日の市町村議員研修かな… と思います。

初めて、滋賀県琵琶湖のほとりにある「全国市町村国際文化研修所」での研修を受けて

きました。

湖西線の唐津駅から見る研修所と琵琶湖

今回の研修「社会保障基本コース」には54人の議員が参加。
8月8日〜12日までの4泊5日の日程で、講義とグループ演習を行いました。
研修の内容は、社会保障・社会福祉の基礎をはじめ、介護保険、医療制度、
障害者福祉、児童福祉、生活保護などを学び、三日目・四日目の夜に最終日の発表
する内容をグループで協議していきました。
私たちのグループのテーマは「セーフティネットをどのように構築するか」。
通常セーフティネットと言えば、生活保護を指すのでしょうが、我々のグループは
生活保護に陥らないためのセーフティネットとして、「雇用の安定」を取り上げました。
企業が長期に雇用するという仕組みが崩れはじめ、正規労働者も勤労所得が減少して
います。また非正規労働者が増加し、正規・非正規の間には所得をはじめとした大きな
格差が生じてします。
この格差をなんとかできないか、という観点で話し合い。
わがグループの中には、企業の経営者の議員もいて、「雇用そのものや雇用した従業員
の社会保障に関わる支出を、これまでのように企業に求めていけば、立ち行かなくなる
企業が続出する!」という経営者の立場での発言もあり、
ただ単に「雇用される者」の立場に立ってのみ考えても、問題は解決しないことは容易に
理解できます。
そういう中で、どう見直しの方向性を提言するか大いに議論しました。
結局、発表前日の夜も、徹夜するまでは行かず、みんなで焼肉を食べにいくという
余裕ぶりでした。
充実した施設で充実した研修を受けさせていただきました。