• 2011年08月07日

惜しくも入賞逃す! 新潟県消防大会

8月7日(日)、第62回新潟県消防大会・ポンプ操法競技会が開催されました。

会場は柏崎市総合体育館駐車場。 炎天下の駐車場は一日中ものすごく暑く、

具合が悪くなる隊員が出るのではないかと心配なほど。

それでも、ポンプ車操法の部、小型ポンプ操法の部に出場した選手たちは

最高のパフォーマンスを見せてくれました。

柏崎刈羽地域からは、ポンプ車操法の部に1チーム、小型ポンプ操法の部には

2チームが出場。 残念ながら柏崎刈羽勢は入賞を逃しました。

ポンプ車操法の入賞消防団は、1位新発田市消防団、2位長岡市消防団

長岡川西方面隊、3位新潟市消防団西方面隊が

小型ポンプ操法の入賞消防団は、1位十日町市消防団中里方面隊、2位聖籠町消防団、

3位佐渡市消防団南佐渡方面隊、4位長岡市消防団長岡北部方面隊、

5位見附市消防団、6位小千谷市消防団  という結果でした。

消防団員の動作は、私たちが普段の生活で見ることがないもの。

走るとか止まるとか、足をしっかり揃えて気を付けをする、大きな声で伝えるなど、

普段は一般企業などで働いている若者たちとは思えない練習を積み重ねた

俊敏な動きです。 こうした動作や連携が、過酷な現場で

命を救うことができるかどうかに繋がるのでしょう。

総務省消防庁のHPによれば、消防団の現状と課題について述べられています。 

それによれば、消防団員の確保が困難で、消防団員が高齢化していることや、

団員の確保ができないために団員の定数を削減している実態があると述べています。

近年、地震や水害など災害の発生が目立ちます。 消防団員の役割は、

火災の消火だけでなく、災害時の住民救助や、行方不明者の捜索など

高齢化が進む地域社会の中で大きな役割を果たしています。

改めて消防団の皆さんに感謝する機会となった消防大会でした。