• 2011年06月20日

明倫短期大学校友会総会~少子化は最大の課題~

6月19日(日)、私の母校明倫短期大学の校友会総会が開催され、校友会評議員の私も出席しました。

明倫短期大学の前身は「歯友会歯科技術専門学校」。

この専門学校は、昭和34年に歯科衛生士養成所・歯科技工士養成所として開校しました。

私は歯友会歯科技術専門学校歯科衛生士科の21回生です。

母校は、厳しい学生指導で知られています。

寮の門限をはじめ時間を厳守することや、清掃・身だしなみなど、勉学以前に人間として身に付けるべき事柄について、叩き込まれたような気がします。

自宅から通学できる学生以外は、全て寮に入寮することになっていました。

寮生は「通学生には負けない!」というようなライバル心があって、試験前はみんなで助け合って勉強した思い出があります。

試験前といえども、消灯時間を守らされたので、消灯後の勉強は電気スタンドを押入れに持ち込んで… というのが常でした。

卒後、同業者である歯科衛生士に会うと、なぜか母校「歯友会」出身の衛生士はそうだと分かってしまいます。

あの校風の中で過ごした共通項があるからかもしれません。

さて、現在の明倫短期大学。

学生たちは、「ゆとり教育」時代を過ごした若者たちですから、昔のように指導できないと先生方が嘆くのはよくわかります。

しかし大学にとって、大きな問題は、そういうことよりも、学生獲得が困難だということ。

これはどの大学にとっても、特に地方の私立大学にとっては、同じ課題であるようです。

明倫短期大学は、歯科技工士科2年、歯科衛生士科3年、専攻科として生体技工専攻・健康言語聴覚学専攻・口腔保健衛生学専攻の学科がそろっています。

しかも就職率は100%。

むしろ、歯科医療界の求めに応じることができないというのが現状だとか。

「人生、まず手に職をつけて」と考えている方、わが母校で学んでみませんか?