• 2011年06月17日

文教経済常任委員会開催される

6月17日(金)、文教経済常任委員会が開催されました。

文教経済常任委員会が所管する部局は、教育委員会と産業振興部です。

教育委員会分の補正予算の主なものは

・新道小学校と野田小学校が統合することに伴う、児童クラブを学校外の施設に移すための建物借上料  104万円

・東日本大震災の避難児童の保育園措置に関する費用  1,107万7千円

・同じく、避難児童・生徒の学校給食費やクラブ活動費  1,131万8千円

・吉井体育館を解体するための工事設計委託料  190万円  など

産業振興部分の補正予算の主なものは

・大豆・そばなどの転作作物生産に関する支援補助金や、越後姫(イチゴ)のハウス整備に対する補助金として   3,225万1千円

・中通地区で実施している「むらづくり交付金事業」で「東屋」を整備する費用     

 550万円

・農地・水・環境保全向上対策事業の管理向上活動支援交付金として 320万円

・観光交流課の事業で、海水浴場監視所の修繕費や登山道の修繕費、観光誘客のための印刷費、赤坂山の観桜会事業を規模縮小した分の減額などを差し引きして  

19万円

・高柳町じょんのび村の受水槽の取り換えなど修繕費として  550万円

などが計上されました。

「海の柏崎」を標榜している当市としては、まさに観光シーズンを迎えます。

海水浴場に関する補正予算は監視所修繕に関するものだけでしたが、

「安心安全な海水浴場」をアピールする用意は十分かという観点で質疑を行いました。

被災地や近隣の自治体では、子どもに対する放射線の影響が不安視されていて、

北茨城市ではプールでの水泳授業を取りやめたと報道されています。

6月15日の新聞は「遊泳基準にセシウム濃度を指針に導入」と報道しています。

柏崎市の海水浴場は、毎年の水質検査(大腸菌などを調べる)の結果、

きれいな海水浴場と評価されています。

しかし、国が基準を定める「放射性物質」という点での調査を実施するのか

ということについて質しました。

産業振興部長によれば、本日つまり6月17日に新潟県が独自の調査を行っているとのこと。

県は上中下越で一か所ずつを選び検査を実施。

中越地区では、柏崎市の東の輪海水浴場を選定したとのことでした。

まだ国の基準が示されていないが、かりに基準が示されて、今回の検査に不足がある場合には、再検査をするとのことでした。

文教経済常任委員会では他に、新道小学校の児童クラブの問題や、子ども課に異動する非常勤職員に関して、避難児童に関する財政措置などについて質疑や議論がありました。