- 2011年05月14日
里山環境づくりネットワークの活動
5月14日(土)、里山環境づくりネットワークの第2回森づくり活動が行われました。
私は里山環境づくりネットワークの個人会員になっていますが、中々活動に参加することができません。
久しぶりに、森づくり活動に参加するため「夢の森公園」に行ってきました。
今回の活動は、西の丘・松林の落ち葉かき。
夢の森公園として整備されて以来、松林の落ち葉かきを続けてきましたが、なかなかキノコが出ないのだそうです。
この期待のキノコとはもちろん「マツタケ」!
何でもその昔は、この軽井川の山はマツタケが採れたので有名だとか!
何とか今年こそはマツタケを! と地面がしっかりと出るまで熊手で松葉をかきました。
マツタケは、地面に落ち葉がたくさん積もった「富栄養」の場所には生えないのだそうです。
そこで、松葉などを地面から取除いて、「貧栄養」にするのが落ち葉かきの目的です。
現代のように石油やガスなどが家庭に普及せず、台所での煮炊きや風呂の湯を沸かすために薪炭材が使われていた頃は、薪炭材を得るために里山は非常に大切な場所でした。
松葉も重要な燃料だったため、里山では何度も松葉かきが行われていたといいます。
松葉など利用する必要がなくなった現代では、松葉をかく意味が無くなったということなんですね。
「今年こそはマツタケ!」と意気込んでいた役員さんたち…
本当に出てくれるかな?