• 2011年04月14日

対話集会・囲む会を行っています!~原発に関する質問出される~

池田千賀子の市政報告会を開催しています。
私のこれまでの議員活動のスタンスや行ってきたこと、今の柏崎市の現状認識をお話ししています。
そして何よりも、東日本大震災が発生したことによる他の地方自治体への影響について考えを述べさせていただいています。

その中の大きなポイントは原発に関する問題と言えるでしょう。
先般の県会議員選挙では、お二人の現職議員が当選されました。
しかし反原発を掲げて、告示前日に立候補を表明した武本氏が、多くの得票を集めました。
当選された県議さんもこのことを認識されていることと思いますが、地元住民の安全のために県議会で発言いただきたいと思います。

しかし、県議選が終わった後、何人かの有権者から次のようなことを言われました。
「県議選で柏崎の民意は示された。原発の問題はこれで決着した。次の市議会議員選挙では、原発の問題を取り上げる必要はない」と言うのです。
本当にそうでしょうか??
このことには大きな疑問を感じています。
福島第一原発の事故と、いまだ収集のメドがついていないことに、柏崎の市民も大きな不安を感じています。
また4月13日の東京電力社長の記者会見で、柏崎刈羽原発3号機の稼働について言及したことには、不満を感じる市民も多いのではないでしょうか。

私の市政報告会でも、次のような質問が出されました。
「電力需要との関係で、全国的に柏崎刈羽原発を動かすことへの圧力が強まることも考えられる。そのような場合、柏崎の市議会議員としてはどう対応するのか」

これからの夏場に向け、電力供給が大幅に不足するなどして、定期検査などで稼働していない原発を早めに動かすべきだという議論が起こることもあるかもしれません。
しかし、福島原発の事故の主たる原因である外部電源がなぜ使えなくなったかなど、十分な検証とそれに対応する対策を講じない中での安易な稼働には、市民の理解は得られないのではないかと思っています。
4月15日(金)19時から春日公会堂
4月16日(土)19:時から佐藤池新田公民館
でも行います。  ご参加をお待ちしています!