- 2011年03月28日
田尻避難所に炊き出し
避難所になっている田尻コミュニティセンターには、地元町内会など有志から炊き出しが行われるようになっています。
3月27日の日曜日、わが佐藤池町内会の有志(元いけいけ会メンバー)が焼きそばなどの差し入れを計画しているとのことで、私たち女性のボランティアグループも便乗することに!
私たち女性グループは、毎月一度、田尻小学校に子どもたちとの清掃を行っているボランティアグループです。
農業を営んでいるメンバーもいるので、「調理の労力提供」とともに、野菜などの材料の提供も呼びかけたところ、野菜たっぷりの味噌汁ができるだけの材料が集まりました。
ボランティアがこのような炊き出しを行う場合、食事を盛る器なども各自が準備することになっています。
しかし、その都度使い捨て容器を使うのでは、大量のごみが出ますし、第一、使い捨て容器で食べるよりも、家庭で使っているような器で食べた方がおいしいに決まっています!
そこで私は、安価で手に入る汁椀を探しに…
中越沖地震で大きな被害を受けた、えんま通りの中村器屋さんにうかがったところ、なんと汁椀を無料で寄付してくださるとのこと! 汁椀130個を提供いただきました。(やったあ!!)
当日、いざ、我々はコミセン調理室で味噌汁作りを開始。
せっかくですから、避難者の方々に協力を呼びかけ、何人かの女性と一緒に包丁を握りました。
福島のご自宅のことや、生活への不安のお話など、女どうしならではおしゃべりに。
11時半ころには、野外で作っていた焼きそばも出来上がり、あったかい焼きそばと、あったかい味噌汁を食べていただきました。
ボランティアの皆さん、お疲れ様でした。