- 2011年03月26日
定例議会閉会~予算に付帯決議をつける~
3月25日(金)定例議会が閉会しました。
今議会の最中、3月11日に東北地方太平洋沖地震が発生しました。
原子力発電所の事故も起こり、福島県を中心に多くの避難者の方々が柏崎に入られました。
柏崎市は中央コミュニティセンターに避難所を開設。
福島原発立地自治体である福島県双葉町から、住民1200名を受け入れてほしい旨の要請があり、柏崎市として受け入れを決定し準備を進めました。
このような状況が議会にも説明があり、会派代表者会議の結果、3月17日以降の予算審査を省略することに決定しました。
これは、双葉町をはじめとする避難者受け入れ対応業務が増加する見込みに加え、今議会で審査中の予算は国からの財源が大幅に変わる可能性があることによって、予算の組替えなどをすることになることが予想されたためです。
結局、双葉町の受け入れはなくなりましたが、大震災関係の業務としては4箇所の避難所を開設し職員が対応にあたっています。
予算審査を省略したかわりに、予算全般に「注文」を付ける形で、付帯決議を付けることも決定。
提出した付帯決議の文案は、私が作成しました。
平成23年度予算に関する付帯決議
しかしそれにしても、当初予算を審査する議会であったわけですから、今後の予算執行や補正予算についてはしっかりと見ていく必要があると考えています。
なお、市立博物館冬季閉館問題については、一般質問で質疑を行いましたが、その後の委員会審査という議論の場がない形で最終日を迎えてしまうことになりました。
そのため、意見を付すために討論を行い、採決においては賛成しました。
議第28号市立博物館条例の一部改正議案討論