• 2011年03月17日

避難所をまわってきました

東北地方太平洋沖地震で被災された方々が、柏崎にも多く避難されてきています。

3月17日(木)現在で、中央地区コミュニティセンターと田尻コミュニティセンターの二ヶ所が避難所となっています。 私がうかがった時には、中央コミセンに240人ほどの方が、田尻コミセンには80人ほどの方々が避難されていました。 お話をうかがったところ、福島県から避難されてきた方がほとんどのようです。

・家族全員と親戚も一緒に来た。途中、ガソリンが定額分しか売ってもらえず、注ぎ足しながらやっとたどりついた という方

・子どもとその家族が柏崎で働いている。 やはり身寄りがあるところが安心と思い、やってきた という方

・家はなんとか無事だった。 でも原発事故で退避命令が出ている地域。すぐには戻れない と語る方

・とにかく着の身着のままで来た。 古着でも寒さには変えられない。 という方

・犬も一緒に来た。 風をしのぐのにダンボールがほしい  

・運転免許証も保険証も置いてきてしまった。 免許証の交付が受けられないか  など

事情も様々、お困りのことも多様という感じです。 柏崎までたどり着いて、いくらかはホッとされているようですが、今後のことを考えると不安が大きいというところでしょう。

避難された方々の避難生活が長期化することも予想されます。 当面の食事や風呂といった問題だけでなく、住居・子どもの学校・医療など様々な問題が即座に出てきます。

柏崎市も決して完全に復興したという状況ではありませんが、同じ災害ということを経験した者として、市・市民ともにできる限りの支援をしていかなければと思います。