- 2011年03月03日
繰上償還について取り上げてみます
3月9日(水)の午前に私の一般質問が予定されています。 多分11時前後になると思います。FMピッカラで聞くことができますし、もちろん、市役所5階の議場にお越しいただいて傍聴することもできます。
今回の一般質問では、5つのテーマについて市長の見解を聞きます。一般質問の通告書は次の通りです。3月議会池田一般質問
ところで、3月2日(水)に行われた代表質問(市長が行う施政方針に対して、各会派の代表議員が質問を行う)では、2011年度の予算編成の考え方や柏崎市の財政運営についての質問がなされました。
共産党柏崎市議団の持田議員が行った「市民の暮らしと財政運営、健全財政の考え方について」の質問に対して会田市長は、
・予算編成は総合計画など市が策定した計画に沿ったものであり、大切なのはいかに市民サービスを低下させないかということ
・そしてまずは財源の確保
・次に事業の実施については、緊急度の高い事業を実施 当然、歳入を睨みながら
・身の丈に合わせながら、市民サービスを行っていく
と答えました。
また自治研究会の砂塚議員の「平成23年度予算と財政の健全化」についての質問に対しては、
・財政調整基金と減債基金残高は、2011年度末には約32億8千万円となる予定で、これは財政計画よりも多い残高だ
・起債残高は2010年度をピークに減少に転じる見込み。 実質公債費比率が25%を超える期間を2年に短縮できる
・財政健全化の努力が着実に表れてくる
と答えました。
この答弁を聞いても、財政運営の考え方が堅実だなあと感じます。
市長の職に就けば、様々な要望が寄せられ、また自分の自治体にとってやるべき課題が見えてきますから、財政健全化よりも任期中に何を実施できるかということに重きを置きがちになると思うのですが…
今回取り上げる「繰上償還」についても同じことが言えます。 その年に返さなければならないお金(償還金)は、ちゃんと公債費という形で計上しなければならない訳ですから、過去の借金の返済をそれ以上にするとなれば、財源を捻出しなければなりません。
そういう繰上償還を今年も、そして来年度も着実に行っていこうというのですから、大いに評価される財政運営だと私は思っています。